夏季オープン戦、タマリバクラブに74-10で快勝!!
秋田ノーザンブレッツR.F.Cは7月18日、岩手県八幡平市の上寄木グラウンドで開催された「ラグビーフェスタ2010 in HACHIMANTAI」に参加。昨シーズン東日本トップクラブリーグ優勝、全国クラブ選手権3位の強豪・タマリバクラブと対戦した。秋田ノーザンブレッツR.F.Cは、前半5分にWTB渡部のトライで先制を皮切りに、前半だけで8トライを挙げて48-0と大量得点を奪い、後半も開始早々にSH早川がトライを挙げるなどして6トライを奪い、74-10でタマリバクラブに快勝した。
7月1日~10日までのオフを挟み、9月12日に開幕するトップイーストリーグへのステップと位置付けて臨んだ「シーズン初戦」で、秋田ノーザンブレッツが躍動した。昨シーズンまで接戦を演じてきたクラブチームの雄「タマリバクラブ」に74-10のワンサイドゲーム。試合終了後、選手たちひとり一人と握手を交わした石塚也寸志監督も「後半残り20分のフィットネスやタックルなど、まだまだ課題はあるが、シーズンに向けた1段目の階段(試合)としては、良い内容だった」と、選手たちを称えた。
秋田ノーザンブレッツのメンバーは、6月にフィジーなどで開催された「ANZパシフィック・ネーションズカップ2010」にフィジー代表とトンガ代表に選出されてチームを離れていたFWコレシ・レドゥアと、BKアラスカ・タウファが戻ったベストメンバー。右PR佐々木文弥が腰痛で欠場した。
■ブレッツ先発メンバー
左PR二田慎一、HO中山貴之、右PR松橋健、左LO檜森隆弥、右LO目黒健太、左FL松渕真哉、右FL白幡学、№8ティウアナ・タカプ、SH早川翔太、SO高橋俊、左WTB渡部知弘、左CTB笹渕稔、右CTBアラスカ・タウファ、右CTB田村恒太、FB安藤大樹
ゲームは、今季、JALから加入したCTBアラスカのゲインブレイクからブレッツが猛攻。前半5分にゴール前ラインアウトからラスを絡めたサインプレーで連続攻撃を仕掛け、ゴール前のラックから右に展開。逆サイドから回り込んだWTB渡部が先制トライ。同11分には、ラスとティウのゲインから得たゴール前ラインアウトから、ドライビングモール。さらに左に展開してCTB笹渕が左中間にトライ。同15分にLO目黒のトライを挟み、同18分、同23分、同26分、同29分とルーキー田村が4連続トライ。ラスが相手を引きつけ、田村につないでトライを奪う新たなアタックのバリエーションが確立した。

▲前半11分、ラインアウトからドライビングモールを仕掛けるNBFW陣

▲前半11分、ドライビングモールからの連続攻撃でCTB笹渕が相手DFを押し込んでトライを奪う

▲CTBラスとのコンビで4連続トライを挙げる活躍を見せたルーキー田村
後半は、FWが、LO檜森に代えてコレシが右FLに入り、右FL松渕が左FL、左FLの白幡が左LOにポジションチェンジ。BKは、CTBを姉川隼、松橋寛則に入れ替えた布陣で臨んだ。
後半3分に敵陣22㍍ライン付近のスクラムから、ブレッツはスクラムの右サイドを、ティウ→早川とつなぎ、早川が右中間にトライ。同11分には、敵陣22㍍ライン付近で得たペナルティーから速攻。FLコレシがゴール中央にトライを決めた。その後、タマリバクラブに2トライを許したが、後半35分にFLコレシ、同39分には、早川に代わった小野裕太朗とWTB田村のルーキーコンビのサインプレーでスクラムサイドを突破し、松渕がこの試合13本目のトライを挙げてフィニッシュ。74-10というワンサイドゲームでタマリバクラブを押し切った。

▲後半から出場し、2トライを挙げたFLコレシがモールサイドを突く
攻撃では、CTBにラスが入ることで、局面ごとの打開力が飛躍的に上がり、WTBの田村へつなぐ形でトライまで持っていくカタチができるなど、昨シーズンはバックスでアタックを仕掛けることも難しかったことと比べると、攻撃に関しては、現時点でも昨シーズンよりオプション、突破力、決定力ともに増している。
課題として残ったのは、ディフェンス力。ラックサイドやBKのラインディフェンスもポジショニングの意識は高かったものの、実際にタックルに入る場面で相手を押し込み、一気にボールを奪い取る迫力が足りなかった。
昨シーズンの最下位(12位)から、今シーズンの目標である「Bクラス(8位以上)」へ、着実な歩みを見せてくれているブレッツ。シーズンまで残り2カ月。課題を修正しながら、さらなる高みを目指していく。



















